トラクターのメンテナンスフリーバッテリー寿命は〇〇年?おすすめしない使い方も解説

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モサチキ
モサチキ

トラクターのメンテナンスフリーのバッテリーって寿命は何年持つの?

交換時期とかあるの?ちょっと高くない?

メンテナンスとかわからないんだけど、メンテナンスしなくていいの?

メンテナンスフリーと言われても正直よくわかりませんよね?

確かに少し割高ですし。

今回は数々のメンテナンスフリーバッテリーをトラクター、作業機で使ってきた経験から、

用途別から見えてきた交換時期、寿命

メンテナンスフリーバッテリーのおすすめポイント

をお伝えします。

寿命が早かった失敗した使い方も合わせて解説していきたいと思います。

以上の情報2点を簡単にまとめましたので、トラクターのバッテリーをメンテナンスフリーバッテリーにするか悩んでいる方は参考にしてみて下さい。

メンテナンスフリーバッテリーの交換時期

交換時期の結論:バッテリーの寿命がきたら交換する。

僕はトラクターのバッテリーに関してはそれでいいと思っています。

普通車のように遠くに出かけたりしませんし、12年間農業をやってバッテリートラブルがあっても正直どうにかなるんですよね。

その観点から、交換時期とかは定めなくて良いと思っています。

正直消耗の仕方は使い方によりますので。

この点は壊れたら直すという考え方でいいと思っています。

農業でのメンテナンスフリーバッテリーの用途別寿命

トラクターでの使用:最大10年

年間稼働時間で200〜400時間、間隔は毎日使う月もありますが、基本的には週に2回くらいですね。

北海道の使用ですので、冬4ヶ月間は全く稼働していません(その間ターミナルは外したりしてません)

春作業前にチェックして、弱っているものは充電してから使います。

しかし、10年使えたものはめんどくさくてターミナルも外してませんでしたし、春先も充電は特にしていませんでした。

トラクターの充電状態も良かったのか、本当にメンテナンスフリー(ノーチェック、ノーメンテナンス)で長く使えましたね。

メンテナンスフリーのおすすめポイント

これからお話しする内容は全て普通のバッテリーとの比較です。

機密性が高く、電解液が蒸発しにくい構造

これによりメンテナンスの回数を減らすことができます。

バッテリー液って見えにくくないですか?

バッテリーの設置場所も狭かったりしますよね。

話は逸れますが、普通のバッテリーの液をチェックしたい場合はこちらの方法をお試し下さい↓

  1. 横に振ってみる
  2. ライトや太陽で照らしてみる
  3. 割り箸を入れて底からの水位の長さを測ってみる

 

メンテナンスフリーバッテリーはバッテリー液の補充の手間がありません。というより補充できないです。

液補充、比重測定という地味にストレスのかかる作業から解放されます。

メンテナンスが楽

メンテナンスは点検用のインジケータが付いてます↓

液がある

この小窓の色をみて状態を判断します。

わかりにくいですが、実物はめっちゃ緑色でした。本当に何度も試しましたが、全くうまく撮れませんでした…すいません。

もちろん液はちゃんと入っています。

そしてバッテリーがダメになると…↓

液が空っぽ

はい、この状態で液が無く空っぽです。わかりにくい場合は振ってみると液が入っているか確認できますよ。

この状態でいくら充電しても電気は保つことはできませんでした。これが寿命ですね。サヨウナラ…

こんな感じでダメな状態の2つをあげましたが、このインジケーターのチェックのみになります。

非常に楽です。そして、比重を測ったりしてバッテリーの状態をチェックなどそういった専門的な技術もいりません。

寿命が早かったおすすめできない使い方(2回の使用で寿命)

サヨナラ状態になったバッテリーの状態まで追い込んだダメな使い方をお伝えします。

使用回数:年に1回しか使わなかった

使用方法:サンソワーという機械です。バッテリーに繋いで使う肥料散布するのに使用

充電回数:車ではありませんので、使用前に年一回のみ。使い終わったらそのまま放置

放置場所:倉庫内で冬はマイナス20℃を超えることも…

上記の使い方で2年(2回しか使ってない)で寿命がきました。

このバッテリー自体かなり安かったので、品質も怪しいかもですが、やはりメンテナンスフリーバッテリーでもたまに充電しなければ液が蒸発することはわかりました。

正直、そういうのを防ぐ意味を込めて、蒸発しにくいと書いてあったメンテナンスフリーバッテリーを買ったんですが、ダメでしたね。

充電せずに放置したらどうなる?って感じの実験のようになってしまいました。

メンテナンスフリーと書いてあっても点検が不要なわけではありません(僕はしたりしなかったりですが…)

インジケーターをチェックするだけの簡単な点検のみになるので、皆さんは点検の癖は付けましょう。

そして放電していたら、充電してあげましょう

まとめ

いかがでしたか?

今回は単純にトラクターにつけた寿命と年1回使用で充電なしの寿命をお伝えしました。

普通車のバッテリーは3年で交換時期とうたわれていますので、メンテナンスフリーバッテリーの方が長持ちします!

トラクターでも普通のバッテリーでも大体5年くらいで交換時期は来ますので、やはりおすすめですね。点検の手間を考えても。

しかしメンテナンスフリーと言えど、点検をすることで、放電前に充電することが可能ですので、点検は行いましょう。

僕の使い方はかなり雑なほうです(笑)

しっかり放電しないように取り組めばさらに長持ちするのでは?と考えます。

今回は液補充が全くできないタイプでしたが、液補充ができるメンテナンスフリーバッテリーもあるようですね。使ったことはありませんが。

そして、メンテナンスフリーバッテリーには種類が色々あるようなので、インジケーターの判別する色もバッテリーによって違う色もあるようです。

インジケーターの色は記載あるものもありますし、なければ販売店に確認しましょう。

そして、購入の際は適合表をしっかり確認しましょう。

以上参考になれば幸いです。

農作業機のメンテナンスは下記記事でも行っています。参考にしてみてください↓

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