農業で1番大事なことって何?
習慣にしていること?
一つだけわかりやすく教えなさいよ。
どうも、北海道で農業経営12年目のモサチキです。
今回は僕が考える、農業をしていく上で1番大事にしている習慣をお伝えしたいと思っています。
これのおかげで僕は毎年改善できています。
これから農家を目指す方、経営される方は参考にしてみて下さい。
それではいってみましょう。
結論:メモを取る
は?なーに当たり前のこと言っちゃってるの?
仕事する上でみんなやってるでしょ!!
確かにビジネスマンはメモは大事といいますが、僕はメモを取るように癖付けるまで4年かかりました。
やる気の問題もありますが(笑)
しかし、もし新規就農されるのでしたら、最低でも日報は毎日つけましょう。
そして今は7年連続毎日日報をつけています。
そこでメモの大切さに気づきました。根拠を3点お伝えします。
メモは作業能率を上げるための道具
まず、農業って北海道では葉物野菜を除いて基本的に1年1作なんですよね。
そう考えると、例外を除いて年に1度しか行わない作業だらけです。
年に一回しかやらない作業で1年経つと僕は全く覚えてられません。
そうなると頼りになるのが、去年の自分のメモや、日報なんですね。
日報だけだと、なんの作業をいつしたか?くらいはわかりますが、それ以外に自分がその作業に対して感じたことや、改善点等は思いついたらすぐ立ち止まってメモします。
作業を止めると家族経営なので、よく怒られていましたが、メモのおかげで今後の作業内容がいい方向に改善するならと思い、反対を押し切ってメモを取るようにしています。
年に1度しか経験できない【貴重な思い】なので、ここは非常に大事になってくると考えています。
僕は1年前に壁に当たって改善策、やり方マニュアルをメモしないで時間を無駄にしたという経験を何度も繰り返しました。
時間を無駄にしたくないので、日報は今では欠かさないルーティンになっています。
メモのおかげで作業計画も立てやすくなる
年によって気候が変わるので、作業体系も変わるのが農業の大変な部分ですが、メモしていると、この時期はだいたいこの作業しているな。
それなら準備しておくか。となるんです。メモを毎日取っているので、迷いが少なくなり、考える時間も減ります。
結果的に短い時間で生産性の高い作業ができていると思います。
僕の場合、作業する時の作物の生育状態まできっちり書きこんでいますので、生育が順調でもそうでない場合もその生育状況がきたら作業する。という体系で日程を組みますので、迷いはなくなります。
皆さんにもこの点はかなりおすすめしたい日報の書き方になります。
日程はだいたい毎年同じくらいになりますが、毎年気候が違いますし、撒きつけの日にちは毎年違うので、この方法はおすすめです。
日報手書きで記憶の定着を狙う
記憶に定着させるならアウトプットにかぎります。
僕は書いた方が忘れないので、基本的には1日の終わりに1日を振り返りながら書くことにしています。
ただ、畑ではメモ帳は持ち歩いていないので、メモアプリを使って書くようにしています。
大事なことは日報にも書きます。
やはり、アウトプットは非常に大事ですね…
まとめ
いかがでしたか?
今回は農作業にはメモが大切な旨をお伝えしました。
年に一回しか使わない機械、一回しか行わない作業…
どれもこれも大切な作業です。
一つ一つを効率化できれば、時間もたくさん生まれ、余裕を持った経営ができますよ!
また、メモを取る時は一度立ち止まってしっかり余すことなく書きましょう!
短期的に見たら、時間は奪われていますが、長期的に見たら必ずその時間以上に生産性が上がります!
今回は以上になります。
他にも農業について発信しています。よろしければ参考にしてみて下さい。