トラクターの作業灯でおすすめってある?
今はLEDが主流なのはわかるけど、何がおすすめなの?
どうせなら遠くまで見通せる明るい作業灯をつけたいのよねぇ〜。
LED作業灯って今はたくさん種類があって選ぶの迷いますよね。
値段は安価なものから高価なものまで様々ありますし…
僕はLED作業灯を全部で20個ほどトラクター、ショベル、フォークリフト、作業機につけてきました。
色々な作業灯を取り付けして選ぶ考え方、1番遠くまで見やすく、おすすめしたいLED作業灯、取り付け方法等を紹介したいと思います。
まず、今回紹介する商品はこちらです↓
LED作業灯の違いを理解する
そもそもLED作業灯ってどれも一緒じゃないの?
いったいどこを見て判断すればいいのよ!?
ネットだと商品が多すぎて訳わかんないわよ!
トラクターの作業灯だけでもすごく種類がありますよね。
僕もすごく悩んで何度も失敗しました。
そして、色々取り付けた結果、選ぶ為に気にすべきポイントを2点定義させて下さい。
この2点に注目してみて下さい。
消費電力(ワット数)
この点が非常に重要に感じます。
W数が消費電力で、これが多いほど単純に明るい…とはならないようです。
明るさ=ルメーン→lmという単位で記載されています。
しかし、消費電力が少ないと言われているLEDで消費電力が多いと明るくなるのは想像できますよね?
まずはこの点を気にしてみて下さい。
消費電力が低いモデルは正直明るさに欠けます。
僕が使っている消費電力が低いモデルは27Wです。
27ワットなら実際近くの狭い範囲を照らす程度なら大丈夫ですが、今回の目的が遠くを見通すことに重点を置いてますので、その点はご注意下さい。
あと、元々ついていた作業灯の消費電力も気にしてみて下さい。
同じくらいの消費電力に収めることをおすすめします。
可能なら、より低い電力を選び電力を節約することでバッテリーの負担も少ないでしょう
ちなみに今回取り付けするLEDは60Wです。
僕の使っているハロゲンの作業灯は55Wでした。
消費電力であまり変わらないのに劇的に明るくなりました。
そこがLED作業灯の最大のメリットです。
バッテリーの負担を考えて省電力ばかりに目を向けるのはNGです。
せっかく明るくしたいのであれば電力は高めのものを選びましょう。
電球の数(1個あたりの電力が大事なのでは?)
ここからは僕の仮説です。
消費電力がおおくても電球の数が多いと、遠くを照らすことがイマイチになります。
明るさについてはルメーンで表示されているようです。
しかし、ルメーンが高い商品を買っても明るくない商品があったのは事実でしたので、僕はあまり参考にしていません。
今回紹介するおすすめのLED作業灯は6個電球が付いていて、60Wです。
つまり、1個あたりの消費電力が10Wです。
一般的に売っている安価なモデルは合計27Wで大体1個あたり3Wですので、全然違います。
そして結局暗くて他の作業灯も付けなくては見えませんので、消費電力も結果的に上がってしまいます。
以上の観点から、1つあたりの発光ダイオードのW数が非常に大事だと定義します。
早速取り付け方法から紹介していきます。
トラクター作業灯に取り付け
今回は【Lightronic】LED作業灯で広角タイプのフォグランプを取り付けたいと思います↓
この商品についてはかれこれ5年間使っています。
60Wで6000lmの明るさであり、IP68防水とあります。
なんだかんだ6セット(12個)くらい持っていますが、不具合は一つもありませんでした。
雨や雪が降っている時も使っていますが、防水性も優れているので壊れたことがない。
今回は故障して下取りに出したトラクターについていたものを移設したいと思います。
参考までに、取り付けするトラクターはMF(マッセイファーガソン)の6255というモデルです。
まず、古い作業灯を外します↓
かなり年季の入ったライトですね…
ハロゲンタイプの作業灯です。
まずは取り外す作業から。
カバーを外して、配線の端子を外します。
ギボシで配線されていますので、今回はそのままギボシ端子を使って取り付けしました。
今回は元々ついていたボルト型のステーをそのまま流用します。
高さが出ていい感じになることに期待…
配線をギボシに変換します。
電光ペンチでギボシをかしめます↓
かしめる前に先に絶縁端子を入れ忘れないで下さい。(僕はこれをやり忘れて数々のギボシを無駄にしてきました…)
今回使った電光ペンチは地味におすすめです。
安い電光ペンチはかしめる部分の寸法がおろそかでうまくかしめることができないものもありました。
もしおすすめ電光ペンチでお探しであればどうぞ↓
かしめた後は↓
ギボシを差込して透明なギボシケースを入れた後にしっかりビニールテープで補強しましょう。
本来なら半田付けして接点がしっかり取れるように仕上げるのですが、鉛の在庫切れの為、今回はぐるぐる巻きのスタイルに。
しっかりかしめられていればこれで問題無いです。
もし、ライトが消える場合は大体接点が甘いことが多いですので、その場合は半田付けしましょう!
仕上がりました↓
なかなかいいですね!
上にステーが伸びてる分高いところから照らす感じもまた良し。
ちゃんと点灯するかチェック↓
はい、しっかりつきました!
次に夜に行ってみて早速明るさを比較してみましょう↓
いかがですか?
左がハロゲン、右がLED
です。
ハロゲンの方では夜間で暗いせいか、ピントが合いませんでした。
LEDの方は奥まで見通すことができピントもしっかり合いました。
一目瞭然の明るさですね。
奥まで照らされているのがわかりますね。
障害物を発見するのも早くなります。
作業性もアップしますので、おすすめしたいです。
本製品のデメリット
たくさん持っていますが、デメリットと感じる部分を紹介しましょう。
公道を運転する場合は明るすぎるので作業灯を消さなければならないのが手間
近所の方が同じモデルを使っていますが、すれ違う時明るすぎてすごく眩しいです。
公道を走る際はヘッドライトのみつけましょう。
皆さんも公道を走る際は注意してください。
値段が高い
他のLED作業灯と比べると割高になります。
しかし、僕が買い始めた当時は2個で27,000円くらいでしたので、年々安くなっています(AMAZONだと2022年2月現在で2個で15,000円…本当に安くなりましたね。)
以上の2点がデメリットですが、実際安いものはすぐ壊れたこともありました。
そういった点から、こちらの商品は長持ち(5年間不具合なし)しています。
僕のように広角で尚且つ200m以上先を見通せるものをお探しの方には是非おすすめしたいです!
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事をまとめると↓
明るい機種が多いので、lmだけでの判断は危険です。
悪いことは言いませんので、安いモデルはやめましょう。
繰り返しになりますが、明るいと夜の作業性がアップします。
夜の作業は暗いので神経を使いますし、疲れやすくなります。
そういった点からも本製品はオススメしたいですね。
以上参考になれば幸いです。
他にも安全を意識したバックブザーの取り付け方法、オススメポイントを記事にしています。
従業員さんを使っている方には特にオススメです。
バックブザーの音質を動画にもしていますのでよろしければ下記記事をご覧ください↓
それではまた〜