農業の言葉や用語って何言っているかよくわからないのよねぇ。
作業名とかよくわからない言葉多いし、地域によっても言いまわしはちがうんでしょ?
確かに農業をする上でよくわからない用語ってけっこうありますよね。
謎めいた言葉も多いですし(笑)
僕も最初苦労した部分です。
そこでよく使う用語をまとめてみました。
今回は単位編と種まき編です。
具体的な使用例もあげます。
これから農家を目指すという方は知ってて損はない用語集です。参考にしてみて下さい。
用語集:数字の単位
単位に関して言うと、畑の面積、長さ、作物の数える単位をよく使うものでまとめてみました。
畑の面積編
はい、早速来ました。よくわからない用語ですね。
㎡で表してみましょう↓
100㎡=1a=1畝
1000㎡=10a=1反
10000㎡=1ha(100a)=1町
どうですか?これでわかりやすいですね。
僕の地域では1反をよく使います。
業者さんも1反の経費で肥料、農薬を売り込んできます。
そして1反あたりの収量、経費、売り上げで計算することが多いです。
農業をするなら最低限これだけは覚えておきましょう。
数字は嘘をつきませんので。
ちなみに1坪はあんまり使わないですが一坪は3.3㎡です。
長さを表す単位
はい、聞いたことありますが、全部よくわかりませんよね…
すべてcmとmに直しましょう↓
一寸=3.030303cm
一間=1.8181818m
尺(シャク)と寸(スン)は一緒に使われることがあります。
主に畝幅(うねはば)、株間(かぶま)で使いますね。
畝幅は畝間(うねま)とも言います。
うちの大豆の畝幅は2尺2寸(約66cm)で、株間は5寸(約15cm)だっぺ。
こんな感じで農家さんは使っていますね。
間(ケン)は建物の長さを表す場合に使います。
7間15間の倉庫。長さ20間のビニールハウス。
こんな感じで農家は使っています。
ここからは畑で使われる作業の言葉をピックアップしました。
種まき編
はい、もう嫌になってきましたね(笑)
ひとつひとついきましょう。
畝間と株間は先ほど出てきましたね。
写真で説明します↓
こんな感じです!
続いて播種は種まきのことです。
播種作業進んだっぺ?
こんな感じですw
育苗は苗を育てること。移植は育てた苗を畑に植えることです!
鎮圧は土をおさえる事をいいます。
鎮圧はしっかりせんかったらいかんぞ!!
直播は移植しないで種を畑に直接蒔くこと。
直播での播種は鎮圧すると、キレイに生えてきます。
雨が少ない地域で鎮圧を行うと、土の中に水分を閉じ込め、発芽がよくなるみたいです。
定植は移植した苗が収穫までそのままなら定植と呼びます
移植は植え替えがあるなら移植。ないなら定植完了といった感じですね。
摘芯(てきしん)はわかりやすく言うと先に伸びようとする作物を切ってその力を留め、花を多く咲かせたり、たくさん実をつけさせるために必要な作業です。
うちではかぼちゃに摘芯作業を行っています。ここまで知っていたらちょっとした博士ですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は普段よく使われる単位、そして、よく使う播種時期の言葉をまとめてみました。
単位はどこでも使えますので、覚えておいて損はないと考えています。
1間?1.8mだよ。【ドヤ顔】
って即答できたらかっこよくないですか?(笑)
業者さんと話す時わかっていたら話が通じやすいですので、僕も必死に覚えました!
あと、種まき作業をピックアップするだけでこんなにあるとは思いませんでした…
現状、僕の思いつく用語はこんなもんです。
今回紹介した用語は農家になりたての僕はほとんど何もわかりませんでしたが、自然に使えるようになるので大丈夫ですよ~。
他にもたくさんの農家用語がありますので、続きは近いうちに更新したいと思っています。
以上参考になれば幸いです!
他にもたくさん農業の内容を記事にしていますので、よろしければご覧ください