【失敗談2選を元に】畑作りの際、トラクター作業でやってはいけない事

失敗談 農作業について
メガネのチキン
メガネのチキン

トラクター作業で畑を作る際にやってはいけない事ってあるのかなぁ?
農業やっている方に聞いてみたい。

トラクターで作業することは本当に難しいですよね…

適切なタイミングで作業を行わなければなりませんし。

そこで今回はトラクター作業機をしていく上でやってはいけない内容を記事にしたいと思います。

今回の記事はこんな方にオススメ
  • トラクター作業でやってはいけない注意点を知りたい
  • トラクター作業で失敗した経験を知りたい

農業歴12年の僕が実際に大失敗した部分1件と結構頻繁に失敗する部分1件でお伝えします。

作業前の準備

錆びたベアリング

まずは、マシントラブルを防ぐことを意識しましょう。

機械は大型ですので、危険を伴います。

トラクターの点検、作業機の点検は必ず行いましょう。

それだけで、トラクター作業のトラブルは結構防げたりします。

作業を行う前に必ず点検を。

整備することで故障個所の確認にも繋がります。

特に回転機械は油が減っていると故障の原因になります。

必ず油の点検をしましょう。

どんな機械にも大体回るものはついています。グリスポイントは見逃さないようにしましょう。

そこを疎かにして数十万修理費にかかった。

なんてこともよくある話ですよね。

僕は格納(機会を片付ける作業)の際に機械を必ず洗浄します。

洗ってそのまま1年放置すると、ベアリングは錆びます。

洗い終わったら点検もするのでスタート前には故障箇所はまずないのですが、これで2重チェックになるので機械には最高の状態と言えるでしょう。

機械を洗うことは次年度に向けた準備になります。

故障箇所の早期発見で、来年までしっかり準備できますし。

意外と故障していることがあるんですよね。

僕的には時間をしっかり取るべき工程だと思っています。

何より機械がピカピカだと少しだけテンションが上がります。

メガネのチキン
メガネのチキン

最後ちょっとキモいな。(笑)

いえいえ、機械がピカピカだと女性にモテ…

ないですね。

それでもくたびれた機械よりは…

まぁ、綺麗にすると色々な部分を点検できますのでオススメです。

大失敗談:トラクターをひっくり返して800万の損失

トラクター事故

いきなり衝撃的な写真をご了承下さい。

もちろん大失敗談です。

僕は2020年にトラクター作業中に横転して、故障させました。

買ってからまだまだ新しい4年目の機械です。

800万円で購入したモデルです。

さすがに落ち込みました…

ケガはなかったのが唯一の救いでした。

本当に一瞬の気のゆるみからでした。

ここで事故の原因になったやってはいけない事を紹介したいと思います。

横転した時の状況としてはディスクモアという機械で草刈りをしていました。

草刈りは土手の部分を刈っており、高低差がある部分でやっていました。

いつもなら時間をかけて刈払い機で手で作業していました。

しかし、この時は時間もあまりない状態で行い、機械でやった方が速い!

という気持ちで焦っていました。

そこでいつもより早く終わらせたかったのでスピードを若干早めて作業していました。

この点が非常によろしくなかった…

慌てていいことはなにもありませんでした。

スピードが速いため、処理も遅れハンドル操作が間に合わず横転です…。

結果的にフレームも曲がり、エンジンもすぐ止めましたが、直しても保証できないと言われました。

逆さに向いたエンジンが回転してしまうと、オイルが無い状態でエンジンが回っているのと同じらしく…

海外からの部品注文ということもあり、修理代が新車を買えるような素晴らしい見積もりになってしまいました。

衝撃画像ですが、皆さんには僕と同じ苦しみを味わってほしくないと思い、写真付きの記事にしました。

メガネのチキン
メガネのチキン

生きててよかったじゃない。
この失敗が誰かを救う手助けになるといいわね!

僕もそう思います。

やっぱりメンタルは相当落ち込みましたので、

こちらのページにたどり着いた読者様は明日は我が身という気持ちで取り組んで頂きたいです!

頻繁な失敗談:畑が乾いていないのに無理して作業し、結果的に収量ダウン

水が溜まる

こちらは頻繁な失敗談の方です。

畑は柔らかい時に作業すると、後々畑の生産性が下がります。

理由は機械の大型化に伴い柔らかい時に無理して作業すると踏圧がかかり、その部分は水はけが非常に悪くなることが分かっています。

極端に言うと上の水溜りの写真のようになりやすくなります。

この点は僕も身をもって何度も経験しました。

ただでさえ雨が多い国と言われる日本では水はけが悪くなることでいい部分は全くありません。

それでも雨降りに無理して作業しなければならない場合もあると思います。

その場合は必ず深耕爪をしっかり入れて、水はけ対策を行いましょう。

そこを疎かにすると、その後に種を蒔いた後もちょっと雨が多い場合は水たまりになりやすく、湿害を受けて作物の生育が悪くなりますので。

ただ、深耕爪を入れる場合は暗渠工事をしてある畑の場合はしっかり深さを確認しましょう。

そして可能であれば無理はしない

これにつきます。

無理をしなくてはならない時もありますが極力避けましょう。

適期作業の防除作業等やらなくてはいけない作業はたくさんありますが、長期的に見て悪くなることが想像できるなら本末転倒ですよね。

メガネのチキン
メガネのチキン

畑をこんなふうにしちゃったらなかなか乾かないわ!!
止まない雨は無い!!

気長に待ちましょ

おっしゃる通りです。

そうは言ってもなかなか余裕がなくて難しいんですよね…

しかし、最近は技術の進歩でドローンで防除作業も可能になりました。

畑に入れない時は作業委託する価値はものすごくありますので、高額かもしれませんが長い目で見ればお得です。

その点も検討下さい。

まとめ

止まない雨はない

いかがでしたか?

畑作りでやってはいけない事として失敗談を2点発表しましたが、

2点とも結論は…

無理をしない

この一点に尽きますね!

余裕があるからこそ結果的にプラスに働くことが圧倒的に多いです。

これから農業を始められる方は初めのうちは余裕はあまり無いかもですが、何度も言わせて頂きます。

無理をするとろくな事がありません。

以上参考になれば幸いです。

今回は割と農業のトラクター事故の写真を出してしまい、マイナスイメージになった方もいるかと思いますが、農業はやっぱり面白いです。

そう思える農業の魅力部分について僕が感じた内容を纏めた記事がありますのでよろしければそちらもご覧下さい↓

最後までお読みいただきありがとうございました。

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